バンコク近郊の古都、アユタヤに出かけました。首都に近いことを考えると、日本で言えば、東京から近い鎌倉かなとイメージして、「いざ、アユタヤ」と出発。
チャオプラヤー川とその支流の中洲にある遺跡は自転車で、それ以外の離れたところは、トゥクトゥクで、それぞれ回るのがおすすめです。
1351年から1767年の400年あまりにわたり歴史を紡いだ、タイのアユタヤ王朝。日本の室町時代から江戸時代中期の頃ですね。
世界遺産のアユタヤは、当時の寺院や仏像がそのまま残っています。ビルマとの戦いで破壊されたという、その跡があちこちで窺え、歴史を感じさせます。
こちらは、ワット・マハータート。
木の根から覗く仏像の頭部で知られています。時の流れを感じます。
ワット・プラ・シー・サンペット。3基の仏塔が並んでいます。
アユタヤ王朝の王室守護寺院だそうです。隣りには王宮跡があります。
歴史公園を、自転車をこぎながら、遺跡を見るのは、とても気持ちがいいです。
ワット・ローカヤースッターです。
1950年代に復元されたものだそうですが、その大きさに圧巻です。
おっさんは、乗りませんでしたが、象にも乗れます。人力車が横切るように、観光客を乗せて普通に道を歩いているのにびっくり。
その跡には、日本風の庭園や鳥居、博物館があり、当時の面影を伝えるものは見つけられませんが、川を臨むと、ここを行き来して日本からたどり着いた先人たちがいたんだと、日タイの古い歴史に思いを馳せることができます。
名物の手長エビ。川沿いのレストランにて。
750バーツでした。
バンコクからは、バスやツアーで行くのも効率が良く便利だそうですが、おっさんは、バンコクのフアランポーン駅から鉄道(タイ国鉄)を使いました。
普通列車は時間がかかりますが、車内販売のおじさん、おばさんが行き交い、寅さんの旅のように旅情を楽しむことができました。
行きは、普通列車(Ordinary)で2時間ちょっと、3等車で15バーツ。帰りは、特急(Express)で1時間半あまり、エアコン付きの2等車で245バーツ。
遅れるのは日常茶飯事だそうです。おっさんの乗った列車も、30分近く遅れました。
トゥクトゥクは、運賃は要交渉。1時間300バーツでしたが、ちょっと高かったかな。レンタサイクルは、宿泊先で借りたら一日60バーツでした。
また行ってみたいと思いました。日帰りで気軽に行くことができるので、タイムスリップしたように、古都の雰囲気を感じてみませんか。
それでは、サワディ・クラップ!
【2024年1月更新】
更新が遅くなりましたが、タイ国鉄のバンコクの中央ターミナルは、バンスー駅(クルンテープ・アピワット駅)に移ったため、フアランポーン駅は、ローカル線や特別列車のための駅となりました。このため、アユタヤ行きについて、フアランポーン駅からは普通列車、クルンテープ・アピワット駅からは、快速以上の列車が出ているのではないかと思いますが、おっさん、未確認です、タイ国鉄のホームページなどでご確認ください。
また、バスで行く方も多いですね。ビクトリー・モニュメントやモーチットのバスステーションからロットゥー(乗り合いのワゴン型バス)が出ていたはずでが、こちらも、おっさん、未体験ですので、ご関心ある方は確認してみてください。
タクシーなど車を借り切ったり、最も簡単なのは、日系の旅行会社のツアーです。お金はかかりますが、楽です。
象は、別の機会に行ったときに乗りましたが、やはり体験してみる価値ありです。おすすめです!