ほぼ週刊・おっさんのバンコクの休日

タイのバンコクに単身赴任しているおっさんが気ままに過ごす休日を綴ります

ローカル線の旅・港町マハーチャイへ

サワディ・クラップ!

雨期も終わりかなと感じさせるように、土砂降りのスコールが少なくなり、この週末は、涼しいくらいの陽気のバンコクです。

いつ雨に降られてびしょびしょになるか心配で、なかなか遠出する気になれなかった最近でしたが、この日は大丈夫かと、ローカル線に乗って出かけました。

バンコク西部の、トンブリー地区にある、ウォンウィエン・ヤイからタイ国鉄の3-4両編成の列車に乗ります。運賃は、なんと10バーツ。客車に入る風の涼しさとともに、のんびりした旅情がすがすがしい気分にさせます。列車にゆれること、約1時間。港町マハーチャイに着きました。

駅前の通りには、魚や干物など海産物を並べた店が両脇にずらっと並んでいます。通りから入って市場もあります。

おっさんは買いませんでしたが、サバ、イカ、ムル貝、カニ...。どれも新鮮そうで、値段に書いてある単位がわかりませんが、安いんだと思います。

駅を背にして通りを右へ5分ほど歩くと、ロータリーに出て、左側が船着場です。中国廟があって、大きな広場があります。

家族連れや友人同士など、くつろぐ姿が見られます。地図を見ると、海へ続く河口なのでしょうか。

曇りの天気でしたが、行き交う渡し船などを見ながら、ぼうっとするのは気持ちがいいです。

仕事のことも忘れて、頭が空っぽになり、これだけで心身ともに健康になった気がします。

渡し船で対岸に出ると、列車が通るたびに屋根や棚が引っ込められるという、「折りたたみ市場」で知られるメークロン・マーケットに行くローカル線の駅や大きな金色の仏像が見えるワット・ラームスワンナーラームがありますが、次の機会に取っておきました。

船着場横のレストランで、オースワン(牡蠣のオムレツ)を食べて、コーヒーを飲んで眺めを楽しみました。

ぶらぶらと魚介類を売る店を眺めながら、駅まで戻り、またローカル線でバンコクに帰りました。

【マハーチャイの列車での行き方】

BTSシーロム線ウォンウィエン・ヤイ駅の1番か3番出口からタイ国鉄線ウォンウィエン・ヤイ駅(始発)まで徒歩10分ほど。終点マハーチャイまで約1時間。日中1時間に1本くらい運行しています。