サワディ・クラップ!
タイの鉄道の日にあわせて、この週末まで駅舎のライトアップなどのイベントが行われました。
ファランポーン駅は、チャイナタウンにもほど近いバンコク中心部にある鉄道のターミナル駅で、1916年に完成したヨーロッパ風の建築が印象的な駅舎で知られています。
イベントでは、この駅舎が、ライトアップとプロジェクションマッピングで鮮やかに彩られ、たくさんの人たちが訪れていました。
ホームには、戦後、日本から送られた蒸気機関車が停められて、こちらも照明で照らされ、訪れた人たちの注目を集めていました。26日の日曜日は、この蒸気機関車が特別列車として運行する日となっていました。
ファランポーン駅は、おととし12月の当初予定から1年あまり遅れて、今年1月に、タイ全土を発着する長距離路線の中央駅としての機能をクルンテープ・アピワット中央駅(バンスー中央駅)に引き継ぎ、今は近距離路線や特別列車の駅として使われているということです。
タイの近代化とともに歩んできたこのファランポーン駅。バンコクの歴史を刻む場所として伝えていってほしいですね。
蒸気機関車は、年6回、鉄道記念日のほかは、タイ王室の記念日の祝日に運行される予定です。関心ある方は、タイ観光庁やタイ国鉄のウェブサイトをご確認ください。
【ファランポーン駅へ行き方】
地下鉄MRTファランポーン駅からすぐ。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。