ほぼ週刊・おっさんのバンコクの休日

タイのバンコクに単身赴任しているおっさんが気ままに過ごす休日を綴ります

のんびりした首都、ビエンチャン

サバイディー!

タイのお隣、ラオスでは、こんにちはなどの挨拶をこう言います。タイ語のお元気ですか、と同じですね。

陸路ラオスに渡ったおっさんは、国境の町ターナレーンから、車で首都ビエンチャンに向かいました。タクシーで300バーツ。車窓から街並みを眺めると、タイの地方都市のような印象でした。看板は、タイ文字に似ているけど、ちょっと違うラオスの文字。そして、ところどころに見えるラオスの国旗のそばには、社会主義国であるラオス人民革命党の赤い旗が並んで掲げられていました。

30分ほどで到着したビエンチャン。ナンプー広場というところは、中心部の目印のようです。まわりに店など並んでいますが、落ち着いた雰囲気です。

この日はとても暑かったのですので、トゥクトゥクを使って観光に出かけました。

まずは、パトゥーサイ。パリの凱旋門を模したという戦没者慰霊塔だそうです。内側や外側に仏画や彫刻があり、同じ凱旋門と言えども、仏教国の特色があって興味深いです。

そして、タート・ルアン。黄金の仏塔が特徴の寺院です。同じく金色の涅槃仏もあります。

こうしたところを行き来して、トゥクトゥクの料金は、日本円にして、数百円程度でした。タイのトゥクトゥクラオスの物価を考えると、安くないと感じましたが、ラオスは、水力発電で電力は豊富ですが、ガソリンは高いと聞いたことがあります。

ほかにも寺院がいくつもあります。メコン川沿いを歩けば、ナイトマーケットなどが立ち並んでいます。

街には、タイ東北部のイサーン料理に近いラオス料理の店やラオスコーヒーのコーヒーショップもありました。

首都だけど、静かで、のんびりした雰囲気のビエンチャン。タイバーツが使えて、タイ語も通じることから、タイ在住者には、親近感を感じる居心地が良いところですが、内戦を経て、1975年にようやく独立したそうです。

旧宗主国のフランス語の看板などがたまに見られた一方、開発中のビルの建設現場などには、中国語の文字があふれていました。

今回は利用しませんでしたが、中国ラオス鉄道など、一帯一路の最前線として、大規模な支援を受けていることも知られていることを思い出しました。

今回も、読んでくださり、ありがとうございました。