ほぼ週刊・おっさんのバンコクの休日

タイのバンコクに単身赴任しているおっさんが気ままに過ごす休日を綴ります

宮殿が集まるドゥシット地区

サワディ・クラップ!

バンコクで、観光名所として名だたる王宮とは別に、現国王の住まう宮殿をはじめとする王室や政府に関係した建物などが集まるのがドゥシット地区。タイ、バンコクの心臓部とも言えるこの場所に出かけてみました。

BTSや地下鉄だとすぐ近くに駅がありません。サヤーム(サイアム)からトゥクトゥクを使いました。この運賃というのがまだよくわかりません。乗る前に交渉ということで、気合いを入れるものの、180バーツ。歩くと30分以上かかるでしょうから、仕方がないかなあ。

わかりやすく、ドゥシット動物園まで行ってくれと言いましたが、着いてみると、なんと、動物園や宮殿は閉まっているということ。とにかく降りて見ると、このラーマ5世騎馬像までは行けるというので、写真を撮りました。

ラーマ5世は、日本であたる明治時代の頃、タイで近代化を進めた君主として知られます。警備にあたる警察官に、カタコトのタイ語で、そこまで入っていいかと聞き、アナンタ・サマーコム宮殿の前まで行きましたが、柵の向こうの敷地の中には入ることはできませんでした。

ローマの大聖堂をモデルにしたドームが魅力のルネサンス建築のアナンタ・サマーコム宮殿。ラーマ5世の時代に着工、6世の時代の20世紀初頭に完成したそうです。おっさんのなんちゃってタイ語では、理由はわかりませんでしたが、日曜日のこの日に限らずダメということ。衛兵もぴたりと動かず警備してNo photoと書かれていましたが、まさか見学できないとは。

この宮殿の向こうの珍しい総チーク造りというウィマンメーク宮殿にまで足を運ぶこともできませんでした。

このあたりは、週末だからか、人通りは少なく、しかも警察車両がところどころに間隔を開けて停まっていました。

帰りは、またこれも少し歩いて、船着場まで。なかなか見つからず、人に聞きながらやっと、ボートに乗ることができました。チャオプラヤ川を南下して、下って帰路に着きました。

暑い中、歩いて運動にはなりましたが、目的通りには行かないこともありますね。この日のおっさんの街歩きでした。