サワディ・クラップ!
2月に入り、暑い日が続くバンコクです。じわじわと感染者も増えています。
この週末、バンコク中心部にある国立博物館(National Museum)に行きました。
入口から向かって、正面の真ん中にあるのが礼拝堂です。金色の仏像が安置されています。
この奥にある大きな建物には、現在のチャクリー王朝の王室を中心としたタイの歴史や暮らしなどの展示があります。入ってすぐ、タイ東部や東北部の遺跡から持ち出され、去年、アメリカ・カリフォルニア州の博物館から返還された2つの石の彫刻が展示されています。
こちらは、クメール様式の11世紀ごろのものと説明されています。返還された時、タイのニュースで大きく報じられていました。
進んでいくと、王室の生活に関わる家具や調度品、美術品、工芸品などを見ることができ、タイの歴史が王室と仏教とともに歩んできたことを感じることができます。
民族楽器が展示されていました。音色を聞いてみたくなります。
向かって右側の建物は、スコータイ、アユタヤといった歴代王朝の時代の遺跡が、左側の建物には、タイの先史以来の石器や土器などの出土品が展示されていました。
同じ建物には、アジア各地に仏教文化が伝播したことが紹介され、日本から贈られたという仏像もありました。盛りだくさんの展示は、どれも見応えあり、わりと駆け足でしたが2時間くらいかかりました。
レストランやミュージアムショップもあり、ひと息つけます。ここも春節の仕様でしょうか。
この近くは、王宮などたくさん見どころがあります。王宮前広場の前にある、バンコクの守護神を祭るための柱という「ラック・ムアン」に立ち寄りました。
タイの人たちがたくさん祈りを捧げに訪れていました。
入場料: 200バーツ(外国人料金)
開館時間: 8:30-16:00 (月曜、火曜休館)
地下鉄MRTブルーラインのサナーム・チャイ駅が近いです。徒歩だと30分くらいかかりますので、おっさんは、トゥクトゥクに乗りました。料金は要交渉。今回、100バーツでした。
毎週水曜日と木曜日は、日本語の無料ガイドがあるそうです。今度はガイドの方の説明を聞いて、もっと理解したいと思いました。(2月1日現在休止中とフェイスブックに記載されていました)