サワディ・クラップ!
バンコクのチャイナタウン、ヤワラートに行った際に、パン食の朝ごはんが食べられる地元で人気の店を訪れました。
「ON LOK YUN(安楽園)」というこの店。創業1933年という老舗で、なんと太平洋戦争より前からあったんですね。私は、タイ語の先生から聞いて知ったのですが、私たちが行った時も、週末の朝9時ごろですが、長い列ができていて、30分以上待ちました。
メニューはとてもシンプル。
トーストにバターや砂糖を塗ったもの、蒸した食パンにカヤカスタードにつけて食べるもの、フレンチトースト(注文しようとしたら残念ながらないと言われました。売り切れでしょうか)といったパン食。それに、目玉焼きやスクランブルエッグ、ソーセージなど。
値段も良心的です。
私たちが頼んだうち、Steamed bread + Kaya
32バーツでした。
ふわっとしたパンがひと口サイズに切られていて、カスタードにつけて口に入れると、甘さが食欲をそそり、やみつきになりそうです。
バター&シュガーのトースト(25バーツ)も素朴に美味しいです。トッピングの目玉焼きやソーセージも食べました。
飲み物も、砂糖とミルク入りのコーヒー(30バーツ)など。こちらも昔から変わっていないのかなと感じさせます。
店内は、1階と2階があり、こちらは2階席の窓から外を眺めた様子。冷房はなく、工事の音が聞こえ、この地域の活気?を感じます。
この日の朝は、タイ人の若い人たちが多かったですが、私たちも含めて外国人もいました。
店員さんたちも感じが良く、英語も通じます。
シンプルなメニュー通り、繰り返しますが、とても素朴な味で、ここまで行列ができるほどの人気の理由はわかりませんが、レトロな雰囲気が若者の魅力を引くのか、パン食が今ほど普及していなかった90年近く前から長年続いていたのかななどと想像しながら、パクパクとパンを頬張っていました。
地下鉄MRTサムヨット駅より徒歩3分ほど。